ご紹介2023/09/22
気になる「ニーム」の木
先日ブログに「暮らしとカトラリー」を綴ってから、ずっと素材として「木」が気になっています。
特に木製の食器は、今まで塗装が剥がれたり、黒ずんだり…たくさん失敗も重ねているのですごく慎重にもの選びしてしまいます。。
なかなか「いいモノ」との出逢いがまだありません。
また、ConTenna店内もふと見渡すと、床も什器も事務所の壁面も…木材をふんだんに使い、
ブロック塀の冷たい印象を木材が柔らかく温かい印象にしています。
店内商品の木材はオーク、パイン、チーク、ポプラ、チェリー、栗、ケヤキなど様々。
それら木材を使っているのもきちんと理由があり
加工のしやすさ、強靭さ、耐久性・耐水性・耐腐食性の良さ、経年による色調の変化を愉しめることなどがあります。
特に建設中の方は、床材をどれにするかで悩んだ方もおおいのでは?
そんな多種多様な木材の中から、
最近、スタッフが見つけ、気になって気になっている「ニーム」という木があります。
「ニーム」という木材は聞き馴染みも少ないですが、
調べれば調べるほど気になってしまうこの「ニーム」の木。
簡単に伝えると、人のための万能薬としても使われています。
また虫を寄せ付けない樹木としても知られており、農薬の代わりに田畑の周囲に植えられています。
種子などから抽出したニームオイルには害虫の成長や繁殖を阻止する成分が含まれています。
最近では欧米でも研究がすすみ、「衣・食・住」あらゆる分野で環境に優しい素材として利用できるため、
人間の健やかな暮らしに役立つ「ミラクル・ニーム」と呼ばれるようになりました。
人に無害で安全な害虫駆除もできるとは、まさに「ミラクル」
その木からとれるニームオイルは、草食・吸汁昆虫を始め、ハダニ類、ナメクジ等に作用し、食品・飲食店のゴキブリ駆除にも有効。
ニームオイルの希釈液を散布や塗布することで効果的に害虫駆除ができるそう。
薬草やハーブのような存在のこの「ニーム」という木材、ますます気になります。
これだけの効果があるニームですが、日本ではまだまだ活用が目立っておりません。
数が少ないと聞くと…余計に気になってしまう「ニーム」の木
良いモノだからこそ、コレと想うモノとの出逢いを
早く皆様にお届けしたいです!