ボ・シャルウィット? プフ?

ボ・シャルウィット?  プフ?

1/26からはじまるモロッコラグPOPUP、

ラグだけでなくボ・シャルウィットやプフも届きます。

普段はあまり聞くことのない「ボ・シャルウィット」や「プフ」について少しまとめてみます。

 

 

「ボ・シャルウィット -Boucherouite-」とは…

 

アトラス山脈をはじめ、モロッコ各地のベルベル村の女性達によって織られる絨毯、ボ・シャルウィット。

素材は全て服の端切でできたリサイクル絨毯で、「シャルウィット」はベルベル語で端切れという意味です。

遊牧生活から定住生活に変わったことで、羊を買う必要性がなくなったことから、リサイクルが得意なベルベルの女性たちは羊の毛の代わりに自分たちの着なくなった服を裂いて織り始めました。ウールのラグよりも歴史が浅いため、「家のために」「嫁入り道具として」織られた古いボ・シャルウィットは今では見つかりにくくなりました。

しかし、MAROCではアート性の高いとても希少なボ・シャルウィットを探し出すよう努力されています。

同じ柄、同じ色のものは一つとしてありません。

 

 

 

MAROCの店主でありバイヤーの川越 優さんは、

まだ日本で「モロッコラグ」という言葉がほんの一部の人しか知らなかった頃

ボ・シャルウィットの全貌を知るため、また、織ってみたいという一心で仕事をやめ、1ヶ月モロッコに渡り、バックパックで様々な街を旅して周りました。

ベルベル村の家に泊めてもらいながら女性たちからボ・シャルウィット織りを教えてもらい、村の人々の純粋でシンプルな生活スタイル、その生活から生まれるデザインの根源・想いなどを教わりました。

彼女たちの創造性やインスピレーションは特別な才能などではなく、日常から自然に生まれるものであり、

更に川越さんはモロッコラグの存在意義に魅了されていました。

 

 

つづいて、

「プフ -Pouf-」とは…

 

モロッコで昔から使用されている ソファクッションのことです。大きな円柱の形をしているのが特徴で、元々は、羊やヤギの皮で作られている「レザープフ」が主流でしたが、最近では糸で編んであり、四角い形をした「ニットプフ」が人気です。革の匂いがちょっと…という方でも気軽にお部屋に取り入れられます。

クッションの中身は本来、モロッコでは着なくなった服などを詰め込んで使用します。

モロッコのインテリアアイテムでは定番となったプフ。

オットマンとして、クッションとして、サイドテーブルとしても◎

 

 

POPUPにてこれらの実物を見て触って、

モロッコという国を感じてくださいね!