竹は、その丈夫さと軽さ、そして衛生的で長く使えることから日本人の暮らしに古くから寄り添ってきた素材です。特にキッチンまわりでは、ザル、菜箸、せいろの蓋など、さまざまな道具に竹が使われてきました。
落としても割れにくく、使い込むうちに飴色へと変わっていく美しさも魅力。近年では、環境にやさしい素材としても改めて注目されています。
明日からはじまる
『上野和美 竹細工POPUP』をまえに、
竹細工を長く大切に使うためのポイントを簡単にご紹介します。
長持ちの秘訣は「オイルケア」
竹製品は乾燥によるひび割れを防ぐために、定期的なオイルケアがおすすめ。
アマニ油やえごま油などを柔らかい布に取り、表面に薄く塗ってから拭き取り、しっかり乾かしましょう。
《使用後のお手入れ》
・水洗い後はすぐに水気をふき取る
・直射日光は避けて、風通しのよい場所で乾燥
・竹かごなどは濡れたままにせず、こまめに乾かすことが大切です
《保管のポイント》
・通気性のよい布や紙で包み、涼しい場所へ
・シリカゲルなどの除湿剤も有効
・ビニール袋はカビの原因になるのでNG
ちょっとしたお手入れをしながら大切に使えば一生ものにもなる竹細工。自然素材のぬくもりを、日々の暮らしに取り入れてみませんか?
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上野和美 竹細工 POPUP
2025.6月13日(金)〜28日(土)
11:00~17:00
会期中休み:水.日
開催場所:ConTenna店舗内
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