『さささ』が作られている武田工場は、大阪府堺市で110年以上続く、歴史ある和晒(わざらし)工場です。
『さささ』は、晒産業が著しく退する現代において、伝統技術を後世にのこし、産業の活性化を目指し開発されました。
従来に比べ、
「少しの水」
「少しのエネルギー」
「少しの科学薬品」
で加工する、新たな技術を採用。
環境にも配慮し、赤ちゃんや敏感肌の方にもやさしい安全な晒です。
昔から、吸水性と速乾性に優れた晒(さらし)は、料理だけではなく、赤ちゃんのおむつや肌着を作ったり、使い古したら雑巾にと、生活にかかせない物でした。
さっと、しぼる。さっと、みずをきる。
晒は、料理のときに野菜の水気をとるのにもとても便利。必要な折々に、きちんと水気をとると、料理の味もぐっと美味しくなります。
ギュッと力を込めて、しぼる。
洗った野菜を軽く包んでトントン振って、水を切る。
ペーパーだと水が染み込んで破れてしまうこともありますが、吸水力が高く丈夫な晒は、水が染み込んでも破れずに、さっと水気をとることができます。
さっと、にぎる。
お弁当、夜食、育ち盛りの子どもの間食などに、日本の食の定番の一つ、おにぎり。
おにぎりは、ごはんが熱々のうちににぎるのがコツなのだとか。
水にさらして硬く絞った晒を使えば、熱いごはんでも、さっとにぎることができます。
ギュウギュウと力を込めすぎず、やわらかくにぎるとふわっとおいしい仕上がりに。
さまざまな具材のおにぎりがありますが、シンプルに塩だけにしたり、味噌をのせるのもおすすめです。
洗って何度も使え、環境にもやさしい『さささ』です。
『さささ』を水で濡らして硬く絞り、おしぼりに。
香りが好きな方は、水に精油をたらして、おしぼりに香りをつけるのも良いかもしれません。
『さささ』を使って、さっとイカの皮むき。
晒(さらし)を使えば滑りづらく、簡単にむくことができます。
乾燥や湿気に弱い野菜は、「さささ』にさっとくるんで冷蔵庫へ。(さらにビニール袋に入れても◯)ちょっとしたひとてまで、野菜を美味しく長持ちさせます。
台所でなにかと役立つ『さささ』。
イカや夏野菜、旬なものをより美味しく食べるためのアイテムとして、この夏、和晒生活はじめてみませんか?
『さささ』の使い方はアイデア次第。